今は備品の管理や後輩の育成などを行うトレーナーと、メカニック全体の作業の工程管理をするコントローラーという2つの役職を兼務しています。スタッフ一人ひとりに合った仕事の配分やサポートをするとともに、若いメカニックに新しい仕事にチャレンジしてもらったり、メーカーでの研修で学んだ技術を展開したりして、スタッフが働きやすい環境を作り、メカニック全体のまとめ役として仕事をしています。

新人の頃はクルマをいじることが愉しくて、がむしゃらに作業していましたが、後輩が増え年次が上がるにつれて仕事に対する責任について強く意識するようになりました。メカニックは様々な資格に挑戦し取得していくのですが、その資格を取って終わりではなく、持つに値する自覚と責任感が伴っていなければいけないとある先輩から教わりました。それからは、ただ愉しいだけではダメだと自分の意識の変化がありました。

これまでも意識してきたことですが、スタッフ全員が愉しく働ける環境をつくることはこれからも続けていきたいです。後輩の育成はもちろん、自分自身も腕を磨いてキャパシティを広げることで作業効率も上がり働きやすい環境になると思うので、後輩と共に成長していけたらと思っています。資格に関してはSTARS認定試験最高ランクS級を10年目になるまでに取得することを目指しています。常に変化する技術だけでなく、接遇や教育の面でもスキルアップしていきたいと思っています。