SUBARU

SUBARUのモータースポーツを知る【3】

-巧みなテクニックで駆け抜けるタイムアタック!-

先日開催された2019年全日本ラリー選手権 第1戦は鎌田選手のリードで展開を見せておりましたが、最終日終盤に見舞われたトラブルにより新井/田中組が逆転優勝。期間中は昼夜の温度差も大きく、目まぐるしく路面コンディションが変わっていく中での戦いでしたが、SUBARU WRX STIの速さは光るものがありました。

2位は鎌田/鈴木組、3位は勝田/石田組となりSUBARUの1・2・3フィニッシュ。昨年同様、SUBARU勢の激しいチャンピオンシップ争いが見ものとなりそうですね(^-^)!!

さて、連載が進む”SUBARUのモータースポーツを知ってみよう”のコンテンツ。今回は全日本ラリー選手権についてご紹介いたします。

国内最高峰のラリー”全日本ラリー選手権”は、JAF登録クラブ・団体により開催され、今年は年10戦開催。各大会、数日(主に土日)に渡って開催されています。

ラリーの特徴としては、一般公道を閉鎖した複数の区間「スペシャルステージ(以下 SS)」が設定されており、各SSを走行した合計タイムで争われる競技であることです(^o^)!!

期間中の各日は「DAY(デイ)」と呼ばれ、大会で用意されるSSの数はおよそ20(!!)、SSの総走行距離は50〜200kmとなっており、その全てが単独走行によるタイムアタック方式で行われます!ラリーは目の前に相手がいない状態でタイムを削っていく戦いなんですね(^-^)!!

SSとSSの間の走行区間を「リエゾン」と言います。この区間は公道のため一般車同様に道交法に基づき移動します。(ラリーカーがナンバー付きなのはこの為!)さらに大会期間中、SS走行以外の場所の行動については分刻みで時間が指定されています。

そして、期間中エリアに設置された「タイムコントロール(以下TC)」に時間通りにチェックを受ける必要があります。ここもポイントがあり、TCのチェックは到着時間が早くても・遅くてもペナルティを受けてしまうという事。走行ルートも指定されているため、全ての正確性が要求されます。

SUPER GTやBRZレースなど、レースイベントはカテゴリーに関係なく分刻みで進行しますが、サーキットと違い一般公道を使った広大な範囲がステージとなるラリーの場合、定められた時間で進行させていくことは結構大変(><;)!!

サーキットのピットやパドックエリアに相当するのが「サービスパーク」。ここではマシンのメンテナンスや次のSSに向けたセッティング変更などを行います。また大会中は車検終了後、一定時間車両を保管する制度がありますが、この保管場所のことを「パルクフェルメ」と言っています。

ちなみに、写真の通りSUBARUディーラーメカニックも全日本ラリー選手権にレースメカニックとして参加しております。SUBARUチームが取り入れているこの制度については今度改めてご紹介いたしますd(^^)!!

もうひとつ、ラリーといえばマシンの助手席に座っている人「コ・ドライバー(ナビゲータ)」の存在が欠かせません。コ・ドライバーはコースのナビゲートから時間管理などドライバーを様々な角度からサポート。またSS・リエゾン区間でのマシントラブルは乗員だけで対応するルールとなっている為、ドライバーとともにマシンを修復したり、マシンを安全なところに移動させたりと大活躍するパートナーです。

ちなみに、ラリーのSSは距離が長い事やまたルートも細かく変更される為、レース前に事前走行が必ず行われます。これを「レッキ」と言い、ここでドライバー、コ・ドライバーはコースの特徴をノートに記載していきます。これを「ペースノート」と言い、本番ではコ・ドライバーがペースノートを読み上げ、この情報を元にドライバーが全開でアタックを行っていきます。

コースの特徴を網羅したペースノートの存在は大きく、第1戦で開催された”ナイトセッション”や濃霧など前方の視界が限られている状態でも走行出来るのはこのおかげd(^-^)!!

全日本ラリー選手権に参戦するマシンは排気量・駆動方式により6クラスに分類され、SUBARU WRX STIは最高峰の「JN1」クラスとなります。マシンの特徴としてはやはり公道を走る車両であるので、道交法に基づいている事が挙げられます。86/BRZレースのように派手なステッカーなどの装飾はあるものの、シルエットからはラリーカーと普通の車両と区別はつきません。

ただし、ラリーで走るステージは雪上を始め、舗装路(ターマック)・未舗装路(グラベル)と様々。林道や峠道を全開で駆け抜ける競技は危険がいっぱい…(^o^;)そこで安全装備については厳重な対策を施します。

代表的なものとして乗員を保護する「ロールゲージ」については、SUPER GTやBRZレースと大きく異なり、車両が横転しても乗員スペースが潰れないよう、堅牢なつくりとなっているのが特徴。また消化器・三角表示板の装備やサスペンションやブレーキについても強化された物を使用し、激しい走行や万一のトラブルに対応出来るようにしています。

エンジンについては厳しい規制があり、エンジンパワーを抑え込むための吸入リストリクターの装着義務や、マフラーの音量規制もあります。

ラリーカーらしさといえば、助手席に用意された「ラリーコンピューター」現在は備え付けタイプ以外にもタブレットやスマートフォンタイプなど様々なタイプがありますが、これはマシンの走行距離や平均速度、指定されたペースとの差などを自動計算して表示する物で、基本的にコ・ドライバーが操作するラリーにはなくてはならない必需品!

安全に最大限配慮しつつ、市販車とほとんど遜色ない仕様のマシンが公道を激走する姿はとても刺激的!様々な場所で開催される全日本ラリーは開催地域のお祭りイベントにもなっております。場所により観戦方法が異なるので、行きたい大会がありましたら全日本ラリー選手権公式サイトを始め、大会主催者が開設している専用サイトにてご確認をいただくことをお勧めいたします。

全日本ラリー選手権公式サイト(JRCA)

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掲載日:2019年2月6日